完成した荒河かしの木台モジュール制作から初の真夏を迎えたとある日、ふと見ると架線柱が曲がっているのに気が付きました。
保管している部屋の温度が30度を超える日が続いていたので熱による変形と思われます。
加えて張っている架線が真鍮製で重みもあり、重力のテンションがかかり続けたのも原因と思います。
外した架線柱。すべて3Dプリンターのレジンで作られているので、構造的細さも相まって変形してしまいました。
ですので、今度は柱に2mm真鍮棒を使い、ビームの部分のみ3Dで制作したいと思います。
出力したパーツと真鍮棒。
仮組してはめ合いを確認。左2本は変形品。
それぞれ塗装して柱に差し込んでいきます。
再び設置し直し、架線、電線を貼りなおします。
これで真夏も耐えられるのではと思います。
今回のように3Dプリンターパーツは、「細い形状」+「常にテンションがかかる」+「真夏の高温」といった悪条件が重なると変形することが分かりました。
失敗は成功のもと。この経験を今後の制作には生かしていきたいと思います。
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