①の続きです。

大まかにスタイロフォームで地形を作ります。

線路は若干高架となりますのでかさ上げします。平面的な駅なので、こういった僅かな高低差が作品の出来を決めると思います。実物写真を見ながら不自然にならないよう調整します。

線路を潜る小道の橋脚を3Dプリンターで制作。これはデザインスパークメカニカルで制作しています。自分にとって使いやすいCADを模索中ですが、このソフトは若干操作にくせがありますが完全無料なのに商用利用もOKということで気に入ってます。

印刷した橋脚。

塗装後、仮設置。サイズもちょうどよさそうです。

モジュール端の線路は、トミックス線路が簡単につなげられるようトミックスの線路からレールを抜き取って、使用しているPECOの線路を差し込んでいます。

手前のPC枕木は宮福線。奥の木枕木は山陰本線です。宮福線は国鉄末期に建設され始めたので、PC枕木使用の高規格な線路です。


地面の表現は安く手に入るダイソーの紙粘土や木粉粘土を使用しています。

タミヤのテクスチャーペイントダークアースで着色。

KATOのフォーリッジクラスターを細かくちぎって木工ボンドで貼り付けて山を表現。
簡単に、かつそれらしくなるので私は好んで多様する方法です。
線路のバラストで一部埋まりそうなストラクチャーを設置したら、トミックスのバラストを撒いてボンド水溶液で固着します。エアブラシでそれらしく鉄粉、油汚れも表現しておきます。
 
踏切も3Dプリンター製。点灯はしない予定でしたが、最終的にチップLEDを組み込んで点滅できるようにしました。


踏切周辺の柵。ゼブラ模様はデカール用紙にアルプスのMD-5500プリンターにて印刷、貼り付けで再現しました。2Dプリンターもなくてはならない存在です。

信号機用器具箱。

踏切障害物検知装置。
 
周辺住宅もできるだけ似せて制作。

モジュール端に来る部分はバッサリカットしています。

道路もテクスチャーペイントライトグレーで表現。

でも、道路にメリハリが無いので、一部道路工事跡を再現します。色を変えたい場所を囲むようにマスキング。

パステルをカッターで削って粉上にしたものを筆で擦り付けます。

ちょっと雑にし過ぎましたが、路面の汚れを表現しました。
③に続きます。
  
  
  
  
