Nゲージ 京都丹後鉄道MF100,200型製作記3(車体細部色差し、デカール貼り付け、前面ガラス加工)

車両

続きです。

〇車体細部色差し

車体の細部を塗装します。使った塗料は以下の通りです。

●客窓、乗務員窓、ドアレール、ドアノブ、上部前灯枠
銀塗装H-11 クロームシルバー
●客用扉Hゴム
黒塗装XF-1 フラットブラック


はみ出てもふき取れるエナメル塗料を使います。


サッシを塗っていきます。はみ出た場合はX-20薄め液を綿棒等にしみこませてふき取ります。


客用扉Hゴムをフラットブラックで塗装。はみ出ると目立つ場所なので慎重に。


銀、黒塗装ができました。

〇デカール貼り付け


デカールを貼ります。
車番、MFロゴ、出入り口サボ、さらに今回はMF103の特徴である光秀くんデカールも使用します。貼り方は一般的なデカールと同じ要領ですが、プリンター印刷の為カッターで周囲を切り抜いてください。


車体により密着させるために、クレオスMrマークセッターを使いました。デカールを軟化させてより凹凸に密着させることができます。


車番を貼ります。


続いて鬼ラッピングのデカールを貼ります。


余分な部分を切り抜いてスライドさせるように貼ります。


マークセッターをさらに塗り密着を良くします。


濡れているうちに綿棒で位置決めをして、乾燥した綿棒で水分を吸収します。


光秀くんデカールも同様に貼り付けます。


MF103は、窓に一部ラッピングがかかるので、この窓一枚のみあらかじめ窓パーツを付けておき、デカールを窓に貼り付けます。段差があるのでよく切れるカッターの刃を少しずづあてて切断し、凹凸になじませます。


検査表記も貼り付けます。


デカールを貼り終えました。反対側も全く同じデカールの配置となります。


デカールが乾燥しましたら、車体裾の補強を切り取っておきます。


デカール保護の為、一旦トップコートを吹いておきます。

〇前面ガラス加工


前面窓ガラスの加工です。製品のままでは裏側にサポート材や造形時の凹凸があるので、平滑&透明度を上げるために加工をします。


サポート材から切り離し、裏面を重点的に水をつけた耐水ペーパーで磨いていきます。
番手も800番→1000番→2000番と細かくしていきます。


水で洗い、乾燥させました。まだすりガラスっぽくなっているのでトップコートを吹いて仕上げてもよいと思います。
今回はさらにコンパウンドで磨いてみました。


タミヤのコンパウンドを粗目から順に綿棒で擦り付けます。
最後は水洗いして研ぎ出し完了です。


行先表示灯とワンマン表示灯デカールを貼り付けてください。
貼り付け場所はガラスに向かって左がワンマン表示灯、右が行先です。


非常に小さくて分かりにくいですが、黒枠緑のデカールのしたに「ワンマン」のデカールがあります。


ワンマン表示灯は黒枠緑のデカールを貼った上に「ワンマン」の文字を貼り付けます。
ワンマンの文字は非常に小さく、分かりにくいので紛失しないよう気を付けてください。


ガラスの上下を間違えないようにします。行先はお好みで。

続きます。

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