Nゲージ 京都丹後鉄道KTR700,800形製作記3(車体細部色差し、デカール貼り付け)

車両
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続きです。

〇車体細部色差し

車体の細部を塗装します。使った塗料は以下の通りです。

●客窓柱(原色のみ)、乗務員窓、ドアレール、ドアノブ、上部前灯枠、サイドミラー鏡面
銀塗装H-11 クロームシルバー
●乗降扉Hゴム、運転席助手席窓柱(原色のみ)
黒塗装XF-1 フラットブラック


タミヤのエナメル塗料を使います。はみ出ても下地を侵さずふき取れるのが最大の利点です。


側面窓ガラスの各柱を銀で塗ります。厚みの部分も塗っておきましょう。
リニューアル車は車体色のままですので、塗らないでください。


その他ドアレール、乗務員窓枠なども塗っていきます。このように窓枠などはみ出てしまうかもしれませんが、問題ありません。(写真はリニューアル車)


はみ出た部分は溶剤X-20を少しだけ染み込ませた細めの綿棒でふき取っていきます。


乗降扉のHゴムも黒で塗っていきます。車体の厚みが目立たぬよう、車体内側までの厚み部分も塗っていきます。


はみ出た部分は同じくX-20にてふき取りますが、綿棒だとHゴムもふき取ってしまうので、爪楊枝の先端に溶剤を染み込ませて少しづつふき取っていきます。汚れた爪楊枝は惜しみなく交換しましょう。


盛大にはみ出しても・・・


ふき取れば修正できます。エナメル塗料の利点です。


次に車側灯のモールドをお好みで塗っておきましょう。実車は3灯の方は上から赤、黄、白、2灯の方は上から赤、黄ですが点灯しないと分かりにくいので、ここでは黄も赤で塗っておきました。簡単にエナメル塗料の赤X-7を爪楊枝の先端に付けて「チョン」って乗せる感じで塗りました。白は手元にあったXF-2を塗りましたが、白はちょっと目立ちすぎかもしれませんね。
さらに実車はのちにLED化されて、レンズは全てクリアーになったものもあるようですので、気に入ったイメージで塗り分けてください。


車側灯は雰囲気が出れば良いでしょう。


運転席、助手席窓の柱をフラットブラックで塗っておきます。意外と目立つので4辺内側まで塗っておきましょう。リニューアル車は車体色なので塗らないでください。


原色の色差しができました。


リニューアル車の色差しもできました。

〇デカール貼り付け(原色)

車体帯や車番などのデカールを貼っていきます。


まず、デカールのシルバリング(デカールと車体の間に空気の層ができてしまう現象)を防ぐため、車体全体に光沢クリアーを吹きます。

側面帯から貼っていきます。
【ここで注意!】赤ラインが上、緑ラインが下です。これを間違えると後で修正が困難ですのでよく確認してください。


実車を見ると、帯の配置はヘッドライトの真横あたりから始まり、出入り口表示板のすぐ下あたりを通る位置となっています。これを目安に貼っていきます。


付属のデカールの「原色帯幅」の長さ(写真の赤ライン)でカットします。


デカールを擦ると剥がれるので、慎重にカットします。上下にわずかに余白を残して、印刷を傷つけないように注意してください。


カットできました。


10秒程水に浸してすぐキッチンタオル等の上に置きます。30秒ほどて剥がれてきます。


長くて細いデカールは破れやすいので、貼る面をあらかじめ水で濡らしておきます。


スライドする形で車両に移動させます。扉部分は後で除去しますのでそのまま貼ってください。


水を含ませた筆を使って位置を調整します。


見る角度を変えて、まっすぐ貼れているか確認します。ある程度位置が決まれば水分を筆や綿棒で吸い取っていきます。


ある程度水分をとって動かなくなったら、車体凹凸に馴染ませるためマークソフター(デカール軟化剤)を塗ります。


30秒程で柔らかくなるので、綿棒で押さえて馴染ませます。


帯と重なる給水口や、点検口の部分も確実に馴染ませてください。


しっかり水分を除去したら、扉の不要部分を除去します。車体に深く傷をつけないようカッターで軽く切り込みを入れておきます。


湿らせた爪楊枝の先端で軽くこすって除去します。


きれいに除去できました。


左右の帯が貼れました。


次に車番等を貼っていきます。
車番等のデカールは非常に小さく、デカール製作時にどうしてもかすれてしまう部分もあるので多めに印刷しています。状態の良いものを選んで貼ってください。


今回はKTR708を貼ってみます。


カッターもしくはハサミで切り出します。


付属の「デカール貼り付け図」も参考にて貼ります。


KTRマークと出入口表示板を貼りました。


検査標記も貼ります。


以上全て貼れましたら、表面保護の為半光沢クリアーを吹いておきます。


デカールが貼れました。

〇デカール貼り付け(リニューアル車)

ここからは、リニューアル車のデカールを貼っていきます。


原色と同じく、デカールのシルバリングを防ぐため光沢クリアーを吹いておきます。


今回はKTR802を製作します。リニューアル車は帯がライト内側の貫通扉手前まで延長されているのが特徴です。貫通扉に車番、側面もKTRマークに代わって車番が付いてます。


付属のデカールの「リニューアル車帯幅」の長さ(写真の赤ライン)でカットします。
カットした両端(矢印)も使用しますので捨てないでください。


デカールを擦ると剥がれるので、慎重にカットします。上下にわずかに余白を残して、印刷を傷つけないように注意してください。


一両分切り出しました。左右の端部分をなくさないように注意です。


多めに水をつけながら位置を調節していきます。


【ここがポイント!】デカール端がライト穴に入るくらいのところで両端が合うサイズになっています。
なので写真のような感じで位置を固定してください。ライト穴にはみ出た部分は後でカットします。


マークソフターでドアなどの凹凸に馴染ませます。
【ここで注意!】原色と違い、乗降扉の帯は取らないようにしてください。リニューアル車はドアも車体色、帯付きとなります。


前面ライト内側まで回り込んだ帯も貼っていきます。非常に小さいのでシワ、破れには注意してください。


水分を取った後、ライト穴に差し掛かっている部分はカッターで切り取ります。完全に乾燥していないと必要な部分まで破れるので注意です。


車番類を貼っていきます。白(側面用)と銀(貫通扉用)を間違えないようにしてください。


側面車番(白)、出入口表示を貼ります。


検査標記も貼ります。


貫通扉の車番(銀)も貼ります。


最後に半光沢クリアーを吹いてデカールを保護します。

製作記4へつづく。

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