続きです。
〇スカート取り付け
スカートを製作します。
使用パーツは③スカート1E△、④スカート2E、⑯ブレーキ管、⑰元ダメ管1E△、⑱元ダメ管2E、⑲ジャンパー栓です。
空気管は沢山入ってますが、実際は各パーツ1~2本しか使いません。
スカートをよく見ると表面に積層痕があります。やや目立つのでヤスリで消していきます。
一旦プライマーサーフェイサーを塗りました。
1000番のヤスリで磨いてみました。
ヤスリ掛けが終わったら余分な粉を払ってサポート材から切り離します。手でむしり取れます。
ブレーキ管やジャンパー栓と共にブラックで塗装します。スカートは台車等と同じく半つやブラック、ブレーキ管等はつや消しブラックで塗装しました。
ブレーキ管のアングルコックを赤、元ダメ管のアングルコックを白で塗装するとよりリアルになります。
スカートのブレーキ管等の取り付け穴を0.5mmのドリルで拡大しておきます。
1E側のブレーキ管等の配置参考写真。
2E側のブレーキ管等の配置参考写真。
上記写真を見ながら取り付けます。ブレーキ管は1E、2Eとも共通ですが、元ダメ管は区別があります。1E側のスカート(△マーク付き)に⑰元ダメ管1E△を取り付けます。
ブレーキ管等の切り離し時に、根元に差し込む分の長さ(約0.3mm)を残して切断します。
極小パーツですので紛失に注意してください。
組立図や上記写真を参考に取り付けてください。接着剤はセメダインハイグレード模型用を使用しました。
1E側を取り付け完了。
2E側も取り付け完了。
TNカプラーに接着剤で取り付けます。今回は乾燥の早いGクリアーを使用しました。
接着剤を塗る前にブレーキ管など取り付けた際の糊しろ部分が飛び出している場合は、TNカプラーと干渉しますのでカットしておきます。
取り付ける位置を間違えないようにして下さい。スカート裏面に△マークがあるものが床下機器の矢印の方向に取り付けます。
スカートの内側部分にGクリアーを薄く塗ります。
TNカプラー側にも薄く塗っておきます。
TNカプラー中央に取り付けます。
この時にTNカプラーの首を左右に振って、スカートと接触しないかよく確かめてください。
1E側の取り付け完了。
2E側も取り付け完了。
リニューアル車のスカートはMrカラー13ニュートラルグレーで、スノープロウはつや消しブラックで塗装しておきましょう。
リニューアル車もブレーキ管等の取り付け方は同じです。
次に車体に動力ユニットを取り付けます。
もし、室内灯を取り付ける場合はここで取り付けておきます。今回はTOMIX純正の品番0733を使用しました。
端から16mmでカットします。(赤線の部分)
動力ユニットに載せました。
取り付けに当たってここも向きに注意してください。車体内側の矢印と、床下機器の矢印の向きが揃うようにしてください。
取り付けは車体内側側面の突起を、動力ユニット側面の凹部分に引っかけて固定します。
なるべく平行に、少し車体を広げながら取り付けていきます。
奥まで入りましたら、爪がしっかりかかるよう車体を側面から押さえてください。既製品のようにパチンとははまりませんので、底からみて膨らんでいたら押さえてしっかり爪をかみ合わせます。
動力ユニットの取り付けができました。
〇サイドミラー取り付け。
サイドミラーはパーツとして付属してますが、取り付けは任意となります。パーツ自体が細くて破損しやすく、取り付けた際は車体から出っ張るので取り扱いや収納など細心の注意が必要です。
ですが、取り付けた際の情報量が多くなり、とても見栄えが良くなります。
パーツが細かいので、サポート材に付けたまま車体色と同じ色の塗装をします。
ミラー部分には銀を塗っておくと見栄えが良くなります。
パーツ番号は⑬となってますが、運転席側、助手席側の2種類が入っています。刻印で判別してください。
パーツが細くて壊れやすいので、むしり取らずにニッパーでサポート材を少しづつカットしていきます。
接着面が小さいので、少しでも接着力を上げるためにカッターでサポート痕を平らにしておきます。
Gクリアーを接着面に塗布します。瞬間接着剤でも付きますが、少しの衝撃で取れやすく紛失しやすいのでお勧めできません。
実車の写真を参考に取り付けてください。
取り付け位置用の凹凸はありませんので、ミラーの高さが前面窓中央に位置する感じで取り付けてください。
【ここで注意!】前面から見て左右のミラーが同一の高さとなるようにしてください。ここがずれると見栄えが悪くなります。
次にスカートの車番を貼ります。
ここでは原色車の写真を示しています。リニューアル車は車番がありません(705を除く)
1E側の参考写真。1Eは運転席側にナンバーがあります。
2E側の参考写真。2Eは助手席側にナンバーがあります。
時代によって変わっているかもしれませんので、貼る前にネット等で調べることをお勧めします。
水転写していきます。貼れましたらマークソフター等で剥がれないようしっかり固着してください。
1E側。
2E側。デカールは若干オーバースケールですが、情報量が増える分見栄えがよくなります。
〇ワイパー取り付け
最後にワイパー取り付けです。
ワイパーの取り付けも任意です。モデルは窓ガラスを内側から取り付ける仕様になっているため、車体の厚みの分ガラスが奥まっています。そのままワイパーを付けるとワイパーと窓ガラスに隙間ができてしまう事をご了承ください。
このパーツも取り付けた際にモデルの精密感がでますので、とても見栄えが良くなります。
ワイパーはキットに含まれませんので、市販品をご使用ください。
私がよく使っているのはトレジャータウンのTTP266-01ワイパー(国鉄汎用)です。
ヘッドライトケースの上にワイパー穴あけ用のくぼみがあります。
0.3mmのドリルで穴を開けてください。この時ドリルを深くまで進めてしまうと、先に付けた窓ガラスにドリル先端が当たってガラスが外れる場合がありますので、あまり深く開けすぎないようにしてください。
もう少しアームの長いものが欲しいですが、一番近そうな矢印のものを使用しました。
ワイパーの根元を90度折り曲げます。左右で曲げる方向が違いますので注意してください。
ワイパー根元に接着剤(セメダインハイグレード模型用)を少量付けて、空けた穴に差し込みます。
ワイパーを取り付けることができました。
もし、ガラスとワイパーの隙間がどうしても気になるようでしたら、窓ガラスをはめ込みにする方法もあります。前面とガラスをツライチにできますので挑戦するのも良いでしょう。窓開口部のサイズをノギス等で正確に測って、周囲に接着剤を付けてはめ込みますのでかなり難易度は高いです。
写真は後述するバリエーション展開の709サイクルトレインです。はめ込み窓を試してみました。
完成しました!お疲れ様でした!
リニューアル車も完成しました!
カラーリング、帯の長さの違いを再現できました。
屋根も作り分ける事ができます。
トイレ有りの700形と無しの800形で窓の違いも再現しています。
FU38D、FU38T台車パーツでKTR車らしさを再現。
床下機器も専用パーツで再現。
種車のTNカプラーで連結運転可能。
種車のライトユニットで前面3灯点灯。
標識灯も点灯。もし光漏れが気になる場合は、製作記事5のライトユニット取り付け【任意加工】欄の加工を行ってください。
ジオラマに乗せてみました。いい感じです。
リニューアル車も乗せてみました。
頒布中のMF100、200型とも連結運転可能です。実車でもこのような連結で活躍していた時期もありました。
カラーバリエーションで黄色扉の705を作ってみました。ドア色を変更するだけで、バリエーションをお楽しみいただけます。
さらにKTR709サイクルトレインも作ってみました。デカールを作るのが大変でしたが、実車の雰囲気を出せたと思います。※サイクルトレインのデカールは商品に附属していません。
KTR700、800型はラッピングのバリエーションがとても多く、腕に覚えのあるモデラーさんなら製作できるかもしれません。
最後にそのバリエーション製作の参考に実車の写真を載せておきます。