Nゲージ 京都丹後鉄道KTR700,800形製作記4(ガラス、屋根上機器取り付け)

車両
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続きです。

〇ガラス取り付け

側面、前面各ガラスを取り付けます。行先幕も同時に取り付けます。


取り付けに当たって、車体内部の補強を取り除きます。ニッパーで大まかに切断します。


車体に残った部分をさらに切り取ります。車体を割らないよう慎重に切り取ります。


最後にカッターナイフでバリを取り除きます。車体内側で見えないので凹凸がなくなる程度で大丈夫です。力をかけにくいので、くれぐれもカッターで手を切ったり、車体に傷つけないよう注意してください。


今回はエンドウのキャブロイドを使います。前面窓を曲げる必要があるので、曲げても曇りにくいこの製品はうってつけだと思います。

以下の所定サイズに切り出します。
   700形給水口側側面窓用(88mm×6.5mm)×1(700形のみ)
   800形給水口側側面窓用(100mm×6.5mm)×1(800形のみ)
   給水口なし側側面窓(112mm×6.5mm)×1
   乗降扉 乗務員扉 貫通扉 各窓用(4mm×6.5mm)×5
   運転席窓(8mm×8mm)×2
   助手席窓(12mm×8mm)×2


「給水口側」とは、車体中央付近のこの丸いディテールを言います。エンジン冷却水を補充する蓋です。


カッターで少しずつ切り出していきます。


切り出せました。


接着剤はセメダインハイグレード模型用を使用しました。ゴム系よりも糸引きが無く塗りやすいです。接着面の要所要所に塗っていきます。厚く塗ると貼り付けた際に盛大にはみ出すのでなるべく薄く塗ります。


切り出したガラスパーツを貼っていきます。なるべく一発で位置を決めないと要らぬところに接着剤が付いてしまいます。最悪、やり直す場合は乾く前なら濡れた綿棒等でふき取れば、接着剤はふき取れます。これもこの接着剤の良いところです。


各小窓も同様に貼っていきます。


貫通扉も凹みにはまるよう貼り付けます。


やや難関の前面ガラスを取り付けます。所定サイズで切り出したガラスに曲げ加工を行います。
原寸図の端を合わせて曲げる部分にしるしをつけます。


細めの精密ドライバーのRを利用してしるしをつけた部分を曲げます。


さらにドライバー無しで曲げてRを小さくします。


原寸図にあてがって同じ形状になるようにします。


周囲の糊しろに接着剤を薄く塗ります。


ガラスをはめ込みます。片方を先にはめ込んでひっかけておき・・・


反対側を凹みにはめ込んでいきます。この時にピンセットですると滑った時に傷をつけてしまうので、爪楊枝などを使って押し込みます。


取り付けができました。


反対側も同様に取り付けます。


各ガラスの取り付けが終わりました。

次に前面行先幕、ワンマン表示デカールを貼っていきます。


付属のワンマン表示、行き先幕です。印刷のカスレを考慮して多めに入ってます。きれいなものを使用してください。マークソフターを塗るとガラスが汚れやすくなりますので、今回は水のみで貼っていきます。完成後は触ることのない場所なので問題ありません。


これらは車体内側から貼る仕様になっています。なので見にくいですが、文字が反転しています。


黒幕のサイズに合わせて切り出します。行き先はお好みで選択してください。


水に浸して浮いてきたらピンセットで内側の所定の場所に貼ります。ピンセットで破ってしまわないよう、濡らした綿棒等も使用します。


貼れました。実車の写真も参考に位置合わせしてください。


同様にワンマン表示も貼り終えました。


工程は同じなので省きますが、リニューアル車は豊岡行にしました。


リニューアル車もここまでできました。

〇屋根上機器取り付け(原色)

ここから屋根上機器を取り付けていきます。
付属の組立図もよくご確認ください。


原色の機器一式です。
左から㉖旧クーラーユニット、⑫ベンチレーター、⑭信号炎管、⑳㉑アンテナです。


保護枠の付いたものは塗装しやすいよう切り取ります。極小パーツはサポート材に付けたまま塗装します。


クーラーユニットもサポート材のままでも構いませんが、ここではサポート材の凹凸を取り除いてから塗装しました。


裏面のサポート材をカッター等で削り取っておきます。


仮組してみます。もし、クーラーユニットと屋根の間に大きな隙間ができるようでしたら、サポート材をさらに丁寧にとるか、中央の位置合わせ用突起を小さく削る、若しくは車体側の穴を広げるなどしてください。


クーラーユニットをMrカラー97灰色9号で塗ります。


その他の機器はMrカラー324ライトグレーで塗ります。


接着剤で取り付けていきます。今回もセメダインハイグレード模型用を使用しました。


ベンチレーターを切り取ります。いったん根元からニッパーでざっくり切り取ります。


そのあと、パーツに付いたサポート材を取り除きます。


接着剤を車体取り付け穴に塗ります。


ベンチレーターを取り付けます。


次にアンテナを取り付けます。
ここで注意!原色の場合のアンテナパーツですが、実車を調べると当時は1E、2Eとも同じアンテナが付いていたようです。キットには1E、2E用がありますが、どちらにも⑳アンテナ1E△を取り付けてください。㉑アンテナ2Eは使用しません。


原色車の屋根の写真です。見にくいですが、両方に同じアンテナが付いています。おそらく無線機更新時に2E側が新しいものに交換されたと思います。(画像はXタビオ@TavioCameraさんから許可を得て掲載)


信号炎管やアンテナの取り付け足はどこで切ったら良いか分かりにくいですが、サポート材が太くなり始める部分で切断してください。写真はサポート材をカットしたところです。


信号炎管をカットします。赤線の取り付け足の太くなり始める部分が切断箇所です。


ベンチレーター、アンテナ、信号炎管を取り付けました。


アンテナは4つの足に長さの違いがあるので注意です。屋根中央側が短い側、車体側面側が長い側です。


クーラーユニットを取り付けて屋根は完了です。

〇屋根上機器取り付け(リニューアル車)

ここからリニューアル車の屋根を取り付けていきます。


リニューアル車の屋根パーツです。左から、⑤クーラーユニット大、⑥クーラーユニット小、㉔クーラーダクト長、㉕クーラーダクト短、⑫ベンチレーター、⑭信号炎管、⑳㉑アンテナです。
写真は塗装を済ませた状態です。クーラーダクトは小さいのでサポート材に付けたままMrカラー324ライトグレーで塗装しました。


リニューアル車のアンテナは1E、2Eそれぞれ専用のものとなってますので位置を間違えないよう取り付けてください。


車体内側の矢印側が1Eですので参考にしてください。


クーラーユニットの後ろに接着剤を塗っています。2種類とも向きや場所を間違えても付いてしまうので組立図をよく見て取り付けてください。


クーラーダクトは特に取り付け穴などありませんので実物写真、組立図を参照ください。


クーラーダクト2種とも、クーラーユニットに入り込む突起がありますのでここを合わして取り付けてください。


矢印の突起をクーラーユニットの穴に合わせます。


リニューアル車の屋根上機器の取り付けができました。

製作記5へつづく。

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